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フランスの小さな町で誕生、電気を生むソーラー道路
2017/04/21
フランスで太陽光発電が可能な道路「ワットウェイ」の試用が始まった。20㎡のワットウェイで住宅1戸分の電力を十分に賄えるという。一から道路を作り直す必要がなく、工期が短く済むのが長所だ。
発電可能な道路
ワットウェイ
フランス北部ノルマンディー地方にある小さな町トゥルーヴルに、太陽光発電が可能な道路「ワットウェイ」が誕生した。20㎡のワットウェイで住宅1戸分の電力を十分に賄えるという。
今後の展開を見越した試用の意味も含め、まず長さ1km、広さ2800㎡の範囲で敷設された。繊細なソーラーパネルと道路としての役割を両立させるため、構造には耐久性のある層を入れ込んでいる。今回は、全体の時間のうち1割ほどしか交通量のない道路に導入。そこをエコ発電設備とすることで、道路そのものの利用効率をさらに高めたのだ。
一から道路を作り直す必要がなく、工期が短く済むのもワットウェイの長所。
©COLAS – Joachim Bertrand