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【O&Mのコスト削減】太陽光の遠隔監視にかかる通信費を見直すべき3つの理由
2022/06/15
太陽光発電所のO&Mにはさまざまなコストがかかる。中でも通信費は、10年間のコストを合計するとかなりのボリュームになる。O&Mコストの削減は収益性の向上につながるため、すぐにでも着手したいところだ。通信費の改善にあたっては、SIMカードを差し替えるだけでよいため、すぐにでも始めることができる。
通信のオーバースペックを防ごう
通信は速度より“量”を優先
通信コストを削減したいなら、まず、必要な通信量を正しく把握するところから始めよう。太陽光発電の遠隔監視や制御では、定期的な通信接続を行うことから、通信量は1〜3GBほどになることもある。
一方で、通信速度が求められることは少ないため、高速ではなく低速通信でも十分機能する。つまり、優先順位は、通信速度よりも通信量だということだ。これらを踏まえ、通信契約の見直しを始めよう。
経理業務の省力化もキーポイント
一括払いで管理コストを大幅削減
通信費の支払いは月次で処理することが一般的だが、契約している回線の数が多いと、それに比例して経理業務や管理の手間も増大してしまう。こうした見えづらい管理コストが発電事業の収益を圧迫するのは避けたいところだ。
こうした支払い処理は、回数が少なければ少ないほど経理業務の省力化に役立つ。また、支払い忘れも防止できる。通信契約においても、契約期間分の通信費をすべてまとめて一括払いできれば、管理コストを大幅に削減できるだろう。
O&Mコストの削減で収益改善
クライアントの満足度UPに貢献
もし、今、通信契約がオーバースペックな状態であれば、そこにコスト削減のヒントが隠されている。通信費を削減するには、契約先を切り替え、SIMカードを入れ替えるだけでよいので、大きな初期投資も不要だ。
通信費の抑制はO&Mコスト全体の圧縮につながり、O&Mを請け負う事業者自身の利益を向上させたり、クライアントの収益性を改善させたりする一助となる。手軽に始められる通信費の見直しは、O&Mコスト削減の本命だ。
今すぐ通信コストを下げるなら
月額328円の格安SIM
【ロケットモバイルのメリットを紹介】
(IoTコンサルティングが提供する『ロケットモバイル』の料金比較例。出典:株式会社IoTコンサルティング)
全国5,000ヶ所を超える太陽光発電所への設置実績を誇るIoTコンサルティングの「ロケットモバイル」の通信料金は、毎月328円(税抜)という定額のみ。従量課金制ではないため、将来にわたるコストの見積もりも容易だ。10年間の一括払いも可能で、管理コストの低減に役立つ。
「ロケットモバイル」は低速通信ではあるものの、一時的に高速通信ができる「初速バースト」機能を有している。さらに、容量は無制限だ。
10年間の契約コスト試算例を以下に示す(ロケットモバイル1回線の場合)。
契約プラン Dプラン(docomo回線)/神プラン/SMSオプションなし
初期事務手数料 3,400円
月額利用料 328円×12ヶ月×10年間=39,360円
合計金額(税抜) 39,360円
合計金額(税込) 43,296円
ロケットモバイル100回線を10年間契約したと仮定すると、総額で393.6万円(税抜)程度となる。その一方で、例に挙げたB社の場合だと約480万円。90万円近くのコスト差が生まれるため、通信費を見直す重要性を実感できる。
ロケットモバイルには、太陽光発電所に最適な6つの特徴がある。ぜひ合わせてチェックしてほしい。
(出典:株式会社IoTコンサルティング)
DATA
アイキャッチ画像提供:姫路インザイ株式会社
『太陽光発電所専門の除草をおこなっている会社』
文:山下幸恵(offce SOTO)