ファーウェイの住宅向け蓄電池が人気! 中小施設の自家消費ソリューションに。

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ファーウェイの住宅向け蓄電池が人気! 中小施設の自家消費ソリューションに。

工場・倉庫・介護施設などの自家消費型太陽光発電設備に、ファーウェイの住宅向け蓄電システムを導入するケースが増えている。その理由は、どこにあるのか──先進事例を数多く手掛けるヒューマンリンクに聞いた。

中小規模の工場・倉庫などで
評価を高める蓄電システム

激化する国際情勢を受けて、電気料金の高騰が懸念されるなか、太陽光発電の自家消費ニーズが急速に高まっている。自家消費ソリューションの中核を成すものとして、蓄電池を導入する動きも加速している。こうした状況にあって、いま中小規模の工場や施設で評価を高めているのが、ファーウェイの住宅向けスマート蓄電システム「LUNA2000シリーズ」だ。関東圏を中心に、土地開発からO&Mまでワンストップで展開するヒューマンリンクも、同蓄電システムを積極的に提案するEPCとして知られる。

施設に合わせて構築できる
最適なソリューション

ヒューマンリンクは、早くから自家消費案件に取り組み、中小規模の施設向けに、蓄電池を組み入れたシステムも多数手掛けてきた。その対象は工場・倉庫・介護施設・集合住宅など多岐にわたり、完全自家消費から一部自家消費まで幅広い実績を有している。

同社は、ファーウェイの住宅向けスマート蓄電システムを、なぜ多くの事業施設で採用しているのか。代表取締役の平田清嗣氏は、その理由をこう述べる。

「LUNA2000シリーズは、住宅向けということで売り出された蓄電システムではありますが、そのメリットは住宅用だけに留まるものではありまん。お客様の施設に最適な自家消費ソリューションを考えたとき、結果として、LUNA2000シリーズを選んでいたのです。

この蓄電システムのメリットはいろいろありますが、1台5kWhのモジュール構成になっているのも他社にはない特長です。5kWh単位で、必要量に応じて増やせるので、お客様それぞれのニーズに合わせた提案が可能です。

事業施設には低圧受電と高圧受電がありますが、いずれの場合にも柔軟に対応できます。高圧受電で必須となる逆潮流の制御も容易です。

また、この機種は単相出力なので、目的に特化したシンプルな構成が可能であり、コストパフォーマンスに優れています。BCP対策も、適切な規模で無駄なく行えます。中小規模の工場や介護施設などには、打ってつけの蓄電システムなのです。環境省の補助金(ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業)の対象機種にもなっているので、投資対効果も抜群です」(平田氏)。


株式会社ヒューマンリンク代表取締役の平田清嗣氏(右)と第一営業部部長の齋藤健一氏(左)

導入事例にみる
自家消費のバリエーション

同社が実際に扱った自家消費案件について、第一営業部部長の齋藤健一氏が話してくれた。

「この1年ほどの間に、LUNA2000シリーズを用いたシステムを10件ほど手掛けてきました。

直近では、東京都の介護施設の屋根に20kWの太陽光パネルを設置し、ファーウェイの単相ハイブリッドパワコン4.95kWを3台と30kWhの蓄電システムを導入しました。停電時のバックアップ先はナースステーションとし、一定時間は電力を供給できるよう蓄電容量を定めました。

埼玉県の新築工場では、60kWの太陽光パネルに対して、単相の4.95kWパワコンと三相の50kWパワコンを1台ずつ入れて、蓄電システムは10kWhとしました。非常時の放電先は事務所の100V電源に設定し、照明やパソコン、コピー機などを使えるよう配電しました。

事務所に隣接する土地に60kWの太陽光パネルを搭載したカーポートをつくり、15kWhの蓄電システムを導入したケースもあります。ここでは単相パワコン4.95kWを6台設置し、そのうちの2台に蓄電システム15kWhを繋ぎました。この部分については、FIT認定を受けて余剰売電も行っています。なお、残りのパワコン4台は別ルートとして、FITを使わない直接契約での全量売電としました」(齋藤氏)。

導入事例/医療法人社団

PV出力:17.25kW
PCS出力:14.85kW(SUN2000-4.95KTL-JPL×3台)
蓄電池:30.0kWh(LUNA2000-15-NHS0×2台)
余剰売電:なし
補助金:あり(東京都・地産地消型再エネ増強プロジェクト)

導入事例/工場

PV出力:57.75kW
PCS出力:54.95kW(SUN2000-4.95KTL-JPL×1台、SUN2000-50KTL-JPM0×1台)
蓄電池:10.0kWh(LUNA2000-10-NHS0×1台)
余剰売電:なし
補助金:あり(環境省:ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業)

導入事例/配送センター

PV出力:64.80kW
PCS出力:34.65kW(SUN2000-4.95KTL-JPL×7台)
蓄電池:30.0kWh(LUNA2000-15-NHS0×2台)
余剰売電:FIT 12円/kWh(税抜)
補助金:なし

エネルギーマネジメントで
顧客の課題を解決する

「自家消費型太陽光は、お客様のエネルギーマネジメントの一環です。そこでは、単に買電量を減らすだけでなく、デマンド管理を含めたトータルな提案力が求められます。そのためには、各種データの収集と分析が欠かせませんが、ファーウェイのシステムなら、それも可能です」と平田氏。

多様な自家消費案件で培った経験とノウハウを活かして、顧客の課題解決に幅広く取り組んでいく考えだ。

DATA

スマート蓄電システム「LUNA2000シリーズ」

LUNA2000シリーズは、5kWh単位での構成が可能な蓄電池システム。ニーズに合わせて、最適なシステムを組むことができる。

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